浮世床(うきよどこ)
●街の床屋は暇を持て余した若い者が今日も今日とて集まっている。手紙を読んでニヤニヤする者、髭を抜く者、寝ている者。退屈しのぎに何をしようかと話し合ってるうちに二人が将棋を始める。ただ普通にやってもつまらないので一手指すごとに洒落を言う、洒落将棋。洒落が言えなければ負け。洒落上手と洒落下手が指していると、あまりの熱の入れようで王を取られても気付かず続けている始末。すると店の主が、あまり騒がしいので客が勘定を払わずに帰ってしまったという。
(https://www.dplats.jp/kura/asp/itemdetail/rakugo-dl-00057/より転載)
第5302回は、「古典落語その12、浮世床 三代目三遊亭金馬 ストーリー、ネタバレ」です。私が聴いたものは、18分ほどの噺でした。
「浮世床」はいわゆるオムニバスになっています。組み合わせによって、公演時間はいかようにもなります。私が聴いたものでは、ふたつのエピソードから構成されていました。モチーフは、もちろん浮世床です。床屋を舞台に、バカな話が繰り広げられます・・・・。
(http://ameblo.jp/s-kishodo/entry-11381897775.htmlより転載)