幽霊蕎麦(ゆうれいそば)
●妻の浪費癖でなくなった夫が供養されずにあの世に行けないでいるので、それを妻に訴えると、「じゃあ自分のことは自分でしなさい」といわれ、幽霊が夜鷹そばをやることに、意外と繁盛して、金も稼ぐが、稼いだ金はまた妻が浪費してしまう。
サゲは、食いしん坊な妻が色々食べるで悪食で「ひとを食っている」、と結構キレイにまとめたサゲと思うのだが。
ちなみに、幽霊が夜鷹そばをやってるときに、「時そば」が出てきたり「お菊の皿」とか「牡丹灯籠」とかがパロられてるのが結構面白い。権太楼はうまいなぁー、と思える一席。
ちなみに、権太楼がサゲたあと、追い出し太鼓がワンテンポずれてかかる感じで、権太楼も苦笑いしながら、「新作ってサゲがよくわからないから、前座も追い出しをいつ打てばいいのかがわからない」とフォロー入れておりました。
YouTube インターネット落語会 (期間限定公開)
本田久作の新作落語。
権太楼は川柳、鯉昇、伊豆栄、亀屋、大黒家など
(チョット)
分かりにくい言葉を入れすぎ…?
(http://blog.livedoor.jp/geru/archives/51969463.html より転載)
「幽霊蕎麦」もいい。何とも独特の味わいがあって、
噺もいいし、マクラから爆笑の一席でテンション高い!
「柳家ごん坊」で前座時代のほたるさんの話が出て、
妖怪好きということで…この辺もはまってしまうのだけど。
やっぱり権太楼師匠は最高だ!「幽霊」で気分は夏!
(http://tsukimura.cocolog-nifty.com/weblog/2011/06/post-a95c.html より転載)
権太楼師匠1席目は寝ているおかみさんを亭主が起こす珍しい展開。あれっ、と思ったら、12月12日の「新作落語台本発表落語会」で演じることになっている「幽霊蕎麦」の初演とのこと。
その亭主は3か月前に死んでいるが、おかみさんが香典を飲食に使ってしまったため成仏ができず、仕方なく自分で蕎麦屋を始める。「幽霊蕎麦」として人気が出るが、稼いだ金はおかみさんが食べてしまい…という噺。さげは権太楼師匠が変えたとのこと。
(http://saroha.way-nifty.com/nitiraku/2006/11/index.html より転載)
YouTubeにて