らくだ (らくだ)
●長屋の嫌われ者で暴れん坊の「らくだ」がフグに当たって死んだ。最初に見つけた兄貴分は通りかかった屑屋を大家の家に使いに出して、通夜の為に酒と料理を要求するが断られる。それじゃとばかりに、嫌がる屑屋をこき使って、死人を担いで大家の前でかんかんのうを踊らせると大家はたまげて、酒と料理を差し出した。同じ手口で棺桶代わりに八百屋の菜漬け樽を手に入れる。オドオドしている屑屋に「清め」だからと酒を飲ませると強気に豹変して強面の兄貴分に指図を始めてた。
落合に知り合いの隠坊がいるから焼いて貰おうと二人で天秤棒を担いで辿り着いたら途中で落としたらしく死人がいない。誰でも構わねえと酔っ払って道端で寝ていた願人坊主を突っ込んで焼き始めたからたまらない。
坊主はびっくりして、
「あちら、ここは何処だ」
「焼き場だ、火屋だ」
「冷やでもいいからもう一杯」
(http://mengjian.blog104.fc2.com/blog-entry-29.html より転載)
「らくだ」はサゲまでいかず、らくだの髪を剃るとこまで。
それでも1時間の熱演。
登場人物が生きている。
死んでいるらくだまでもが生き生きと。
笑いと感動に包まれました。
(http://blog.goo.ne.jp/o-rakugo/e/20b5e781053cb8f373d557554b2d8f7eコメントより転載)
桂南光 らくだ
今年初の上方落語。
かなり前に江戸の「らくだ」をきいたことがあったのですが、上方バージョンは初めて。
来週、国立演芸場で鹿芝居の「らくだ」を見る予定なので予習になりました。
あまり好きな話ではないのですが、どこが噺の肝か、少しわかったような気がしました。
(http://blogs.yahoo.co.jp/fmty25/9562858.htmlより転載)
なんだか久し振りの落語のような気がする。
…一ヶ月ちょいしか空いてなんだが…。
南光さんが「らくだをやります」と言わはった時、どよめきが起こった。
よく知らないが大ネタなんやな。
そういえば、鶴瓶さんが「鶴瓶のらくだ」とか何とか掲げてツアーやってたなあ。
面白かった。
けど、これが何故大ネタとされるのかは、わからなかった。
そんなことを感じさせずにやってしまう南光さんの力?
まだ色々くみ取れるまでの鑑賞眼を持っていない私の力不足?
いずれにせよ、見続けているうちに、わかることもあるかなあ。
(http://ninotom.tea-nifty.com/room/2009/02/post-9bd8.htmlより転載)