金明竹(きんめいちく)
●道具屋を営む親戚の家で働く与太郎は、店にやってくる客に見当違いの対応ばかりをし伯父さんを困らせてばかりいる。そんなところに現れたのが、中橋の加賀屋佐吉から来た上方弁でまくし立てる使いの人。案の定、用件を聞き取ることができず伯母さんを呼ぶも、全くもって用件が分からない。そこへ伯父さんが用事から帰ってきたので、使いの口上を説明しようとしてもチンプンカンプンなことばかりしか言うことができない…。
(https://www.dplats.jp/kura/asp/itemdetail/rakugo-dl-00113/より転載)
代表的な前座の口慣らしのための噺として定着していますが、戦後は五代目古今亭志ん生、六代目三遊亭円生、三代目三遊亭金馬など、多数の大看板が手掛け、現在に至っています。
中でも金馬は、昭和初期から戦後にかけ、流麗な話術で「居酒屋」と並び十八番としました。
(http://senjiyose.cocolog-nifty.com/fullface/2005/09/post_d5b2.htmlより転載)