マキシム・ド・のん兵衛(まきしむ・ど・のんべぇ)
●成増の片隅で、老夫婦が細々と営んでいる居酒屋「呑兵衛」。いつも閑古鳥が鳴いている。ある日、銀座のフレンチレストランに行かないかと孫に誘われる。一流店のサービスに感激した夫婦は、居酒屋の名前を「マキシム・ド・呑兵衛」に改め、常連客相手に不思議なサービスを始める・・・・・。
(http://juneh.exblog.jp/tags/%E6%9F%B3%E5%AE%B6%E4%B8%89%E4%B8%89/ より転載)
白鳥の一つ一つの芸自体は決して上手いと思わせるものではないのですが、この創作落語は筋がしっかりしていると感じました。つまり、まずは(1)客が寄り付かない寂れた酒場と老夫婦の会話、次に(2)お婆さんが孫娘に誘われて行った銀座の「マキシム・ド・パリ」で経験する数々のサービス、そして(3)帰ってきたお婆さんがお爺さんとともに酒場で展開する「銀座仕込み」の珍サービスとサゲ、という構成に多くのギャグが散りばめられており、聴衆を飽きさせない完成度の高い噺になっていると思いました。
(http://toyamarakugoclub.blog87.fc2.com/blog-entry-10.html より転載)
CDにて