厩火事(うまやかじ)
●髪結いで生計を立てているお崎の亭主は文字通り「髪結いの亭主」で、怠け者。
昼間から遊び酒ばかり呑んでいる年下の亭主とは口喧嘩が絶えません。
しかし本当に愛想が尽き果てたわけではなく、亭主の心持ちが分からないと仲人のところに相談にやって来ます。。
話を聞いた仲人は、孔子が弟子の不手際で秘蔵の白馬を火災で失ったが、そのことを咎めず弟子たちの体を心配し弟子たちの信奉を得たと話と、瀬戸物を大事にするあまり家庭が壊れた麹町の猿(武家)の話しをします。
そして目の前で夫の大事な瀬戸物を割り、どのように言うかで身の振り方を考えたらどうかとアドバイスをします。
帰った彼女は早速実施、結果夫は彼女の方を心配します。
感動したお崎が「そんなにあたしのことが大事かい?」と質問すると、
「当たり前だ、お前が怪我したら明日から遊んで酒が呑めねえ」
(http://blog.livedoor.jp/isogaihajime/archives/1473847.html より転載)
今日は柳家花緑師の「厩火事」です。
今朝スポーツ紙をみていたら結婚の記事が出ていたので、こんな噺がふさわしいかな?と思いうpしました。
例によって前後カットで劣化させてあります。でも正直もう少しウマイやり方で自然な感じで劣化させられないかな?工夫の余地ありですね。
(http://blog.livedoor.jp/isogaihajime/archives/1135241.htmlより転載)
■柳家花緑「厩火事」
14:16 高座では、二年ぶりの会津と言っていた花緑師匠。
実際は、2005年6月13日以来約3年半ぶりの文化センター。
郡山で行われた「こおりやま寄席 (六代目)柳家小さん襲名披露公演」が平成18年10月31日ですからそこから約2年ですね。
永谷園CM余話、五代目小さん(おじいちゃん)襲名余話、やりやすい会場などをマクラに。
14:30「厩火事」
厩火事がすごい人情噺と気付かせてくれた一席です。
仲人と喧嘩の愚痴を言いに来たおかみさんの対比が面白い。
(http://aizizm.blog.ocn.ne.jp/top/2009/01/post_71b7.htmlより転載)