竹の水仙(たけのすいせん)
●飛騨で大工の腕を磨いた甚五郎、棟梁の勧めで京都の大工に勤めにいく。酒が好きでサボってばかりなのだが、宮中の依頼で見事な水仙の彫り物を献上し左の官を授かりその名も売れる。
甚五郎は京都は飽きたとフラリと江戸に向かうがその途中藤沢に宿を取ったときの事。宿の主人、大黒屋金兵衛が宿泊費を払ってくれというのだが無いという、その代わりと自分が竹で彫った水仙を大黒柱に飾らせ、50両でも100両でも売るが良いという。その竹細工の蕾の水仙、水に活けておくと翌日には花が咲く。そして長州藩大名毛利氏の目に留まり、それは左甚五郎作品に違いないから売るように頼まれ、大黒屋は100両で売り渡す。
(http://d.hatena.ne.jp/minorushi/20090303/p1 より転載)
鶴光氏のものは、やはり地の、ト書き、説明の部分に、おもしろさが出ておりますね。ストーリー運びが、もたもたしているようでいて、実は、分かりやすいというもので、短くやられているものも聞いたことがございます。全体的にまとまった、筋が中心のもので、やはり、東京の影響があるのやらどうやら?
(http://www.geocities.co.jp/hollywood/2975/sub85.html より転載)
ニコニコ動画にて