※「へっつい盗人」は収録されていません。
へっつい盗人(へっついぬすっと)
●長屋に住む友人が表店に宿替えしたということで、みなさんはご祝儀を出したのに、二人の男は金がないということでね。はなから相手にされていなかったのですな。悔しいというかみっともないというので、なんとか算段をしようとするのですが、所詮金がないのでいかんともならない。友人のおかみさんから、やんわりとね「へっつい」が欲しいなんて言われたものですからねぇ。なにしろ五円もするしろものでしょ。だせっこないですよ。こうなると考え付くことは一つでしてね・・・・・盗む・・・・ということに。アホとふたりで、しくはっくしながら、てんやわんやででかけますが・・・・・さてどうなりましたことやら
(http://www.kakaa.or.jp/~fukasawa/kamigata_rakugo_04.htmより転載)
仁鶴師匠の若い高座なのがまず新鮮。でもってこのサゲは新鮮。古い高座らしいがこのサゲがもっと共有されても悪くないかも。
擬音語はそこにリズムとか面白さを感じられるかなんですが、そういう子供もいるのですね。へっつい盗人でションベンするシーンで子供たちが笑っていたのはまだ良かったということになるのでしょうね。
(ニコニコ動画コメントより転載)