時そば(ときそば)
●江戸時代の時刻は、一時とか五時とか言わずに、四つとか六つなどと呼んでいた。
「おーい蕎麦屋、何が出来る?」「へい、出来ますものは花巻に卓袱です」「それじゃ、卓袱を熱くしてくんな」
屋台の蕎麦を食いながら、やたらに蕎麦屋を誉める。「良い器を使ってるねぇ、料理は器で食わせるってがホントだねぇ」てな調子、さて勘定を払う段になって、「十六文かい、ちょいと細かいから手を出してくれ」「へい、それじゃこちらに」「ひぃふぅみぃよぅいつむぅななやぁ、なん時だい?」「九つで」「とぉ、十一、十二、十三、十四、十五、十六と、ご馳走様」
まんまと一文ごまかしてしまった。
これを見ていた男が、小銭を用意して翌日同じことをしようとした。
さて勘定は、「ひぃふぅみぃよぅいつむぅななやぁ、なん時だい?」「四つで」「いつむぅななやぁ、、、、あれ!」
(http://mengjian.blog104.fc2.com/blog-entry-39.html より転載)
どうやら年明けからひっそり始まったらしい、テレビ朝日『落語者』(らくごもの) (←公式HPがないぽ)
当日、たまたまラテ欄で『落語者』とだけ書かれたのを見つけて、とりあえず落語に関する番組であることは間違いなさそうだ と、5日深夜放送の初回を観ました。
柳家花緑が演じていました。
チャンネルを合わせたときはすでに演目の途中でしたが、「時そば」であることはすぐにわかりました。
わたしは落語は詳しくない方ですが、「時そば」は有名ですよね。
花緑の祖父である5代目柳家小さんの「時そば」をCDで聴きました。今もiPodにも入れてときどき楽しんでいます。映像では観てみたいな、そのうちDVDでも探してみるか と思っていたところでした。
さて、孫の花緑の「時そば」。
現代風のアレンジを利かせた、何というか元気な「時そば」でした。
おもしろく拝見しましたが、もしこれを音声だけで聴いたら、小さんにはかなわないかな~というのが感想です。
(http://ameblo.jp/mokoogami/entry-10437709808.htmlより転載)